7月号

今月は全体的にイマイチだった。

ドスペラード

ここに来てイデオンオチは無いわ・・・
綺麗に纏めていれば後々まで語られる名作になったと思うのだが・・・


単行本の売り上げ如何で第二部云々とあるが、あまり引き延ばす話でもないと思う。
個人的には全一巻で最終話を上手くオチるよう修正してもらうのがベストだ。

カオシックルーンES

犬神死亡、六神さん復活、マコりん瀕死、堂馬融合、リョウガ覚醒・・・
完全にまとめに入ってしまったようですね。
個人的に六神さんはもうちょっと洗脳状態を続けて欲しかった。
まぁこのアッサリ加減がヤマケン風って気もしますが。


ついに完全体となったデスレックス及びリョウガですが、
やはり全てを飲み込んで消滅させてしまうのでしょうか?
そういう無茶苦茶な最後は嫌いではあるのですが、
逆にヤマケンにはそういう無茶をやって欲しいという気持ちもあります。
ともあれ健康に気をつけて最後まで描き切っていただければ満足です。

ベクター・ケースファイル

非科学的現象を否定する師匠が可愛い。
「私はお墓も平気だ!」とか「猪は直角にも曲がるんだ」とか熱弁してるのがイイ。
師匠なら実際に幽霊を見ても、近くに昆虫がいればそっちに興味がいきそうだな。


今回は何よりすぐに病院に行かなかったのが失敗だな。
師匠も虫以外のことに関しては専門外なんだから悩みを聞いた時点で連れて行くべきだった。
事件を何度も解決し出したから調子に乗ってたのかな、師匠?


劇中で言及されてたけど師匠の母親は植物学者なのね。
やっぱり師匠の母親を主人公にした外伝なストーリーをつくったりするんだろうか?
次々回のいちごあたりでやってくれんかなぁ。

アキハバラ無法街

あのキリエの作者による新連載。
荒廃した秋葉原っていきなりドスペラードと被ってるなぁ・・・
女装少年ってのも今更だし、メイドもメイドサンダーがあるし・・・
最近のREDは変に狙い過ぎてて駄目だな。
同じ様な漫画ばかりになってしまって、多様性が生まれない。
『秋田の核実験場』の異名が泣くぜ。
それでも強制豊胸薬注入シーンとかは頑張ってたと思う。
絵柄も好きだし、違うジャンルで勝負して欲しいなぁと。

生ケモノ

単発読み切りでは久々のヒット。
デフォルメでの落とし方が上手くて読んでて小気味いい。
ここがしっかりしてるお陰でラストまでダラダラさせず描ききっている。
普段の係長がちょっと気持ち悪すぎるが、
主人公が対比的にイイキャラに見えてくるのでこれも良しかな。
是非とも続編も描いて欲しいね。

その他

ちぇんじ123:ラストのページがいい意味で酷すぎる。
禍話:ジョーズ大好き少年の話だけ良かった。
カルネヴァーレ:笑いながら否定されるのは辛いだろうなぁ。
鉄のラインバレル:森次さんはやっぱり本気で裏切ってるのか・・・
オルビム:3、4話目は悪くなかったがな・・・
謀略少女:いちごに載ってたほうが楽しめた気がするなぁ・・・

今月のランキング

A:ラインバレル、生ケモノ
B:ジャイアントロボシグルイ聖痕のクェイサー、オルビム、ベクター・ケースファイル、BLUE DROP、カオES
C:猫天、ちぇんじ123、ドスペラード、月光のカルネヴァーレアキハバラ無法街
D:星矢、メイドサンダー、エル・カザド、禍話、謀略少女
E:侵略妹アリス