なんだったんだろう。

PCの電源をつけ、デスクトップが表示されたと思ったら突然ガリガリとHDDが動き出した。
「まだ読み出し中のファイルがあったんだろう」と思い待っていたが一向に終わる気配が無い。
流石にちょっとおかしいとマイコンピュータを開き、全ドライブを順にチェックしていく。
「Cは大丈夫、DもOK、Eも大丈夫、Fも・・・・・・?」
一見大丈夫に見えていたのだがどうも様子がおかしい。
というのもアクセスするごとにドライブの空き容量が増えていっているのだ。
しかもそのスピードは一切停止する気配を見せない。
一瞬で「ヤバイ」と感じた当方は電源を長押ししてPCをシャットダウンさせた。


考えられる原因は3つ。
ウイルスによる被害、アプリケーションの機能、ハードウェアの故障だ。
最後のケースだとするなら電源を無理やり切ったのはHDDに更なる負荷をかけてしまったことになるがそんな事言ってる場合じゃなかった。
ウイルスだとするとこのまま電源をつけるとまたやばいかもしれない。
アプリケーションの機能だとすると多分大丈夫だろう。
兎に角もう一度電源を入れてみないことには何がどうなってるのかわからない。
そう考えPCに対して祈るようにしながら電源を入れた。
ガリガリ・・・・・・━━━
いつもの起動よりも長いアクセス音を響かせながらも止まったようだ。
その後ウイルスチェックを掛けてみたが何にも見つからなかった。
アプリケーション関連ではIEのキャッシュファイルが若干へってたような気がするが確信は無い。
結局謎のまま終わってしまったわけだ。


嫌というほど使ってるようでもまだまだ解らないことだらけだ。
いくらデジタルで動作してるといっても結局物体である以上アナログな不定要素が残るしね。
でもなんかそういう解らない部分が非常に心地よく思えてしまう今日このごろ。